そしてスイッチが入る〜娘を我が家に迎えるまで その12


前回の記事の続きです。

手術の後〜娘を我が家に迎えるまで その11

手術から半年経ち、ようやく子どものことを真剣に検討し始めた私。
ただもちろん、簡単に授かれるものではなく、3ヶ月、4ヶ月・・・と時間は過ぎていきました。
振り返れば、このときです。初めて自分の中に、例の「ギリギリ感」が生まれたのは。
私はそれまで常に、実年齢よりもずっと若く見られていたし、(今はそうでもないと思いますが^^;)なんせ、精神年齢が非常に低く、なかなか大人になりきれないといつも感じていたので、自分が年をとりつつあるという自覚が、かなり希薄でした。
しかも世間では、40代で出産したセレブのことが頻繁にニュースになっている。子どもなどいつでも産めると、どこかでたかをくくっていたのだと思います。
でも初めて「子づくり」なるものに励んでみた結果、ひしひしと思い知らされることになりました。
自分にも「Biological Clock(生物時計)」があるのだということに。

ただ、いくらギリギリ感があっても、不妊治療をしようという気持ちにはなれませんでした。
子どもを授かるか否かは、「神の領域」だという感覚が拭えず、そこに介入する医療を受けることにはどうしても抵抗がありました。
もちろん、それはわたしの個人的な感覚であり、不妊治療で子どもを授かった人たちを批判したいわけでは全くありません。現に私の妹も、不妊治療で3人子どもを産んでいます。現代医学がなければ、可愛い甥っ子姪っ子たちに会うことは叶わなかったわけですから。

・・・このように、煮え切らずに悶々と日々を過ごしていたわたしですが、ある日、体調の変化を感じました。ようやく妊娠したのです。手術から1年半後のことでした。
・・・続く。