私たちが、本当に恐れているものは〜東京ワークショップのお知らせ


4月14日に東京で、俳優の小木戸利光さんと一緒に1日ワークショップを行います。

 

みなさまご存知かと思いますが、私は相当な癒しオタクです(笑)。

 

私の癒しの旅は、新聞記者をやめて海外に渡った30歳の時に本格的に始まりました。
以降、神智学やシュタイナーをベースにしたエソテリックなヒーリングから、
フロイトに始まりトランスパーソナルに至るあらゆる心理学と心理療法、
(何年も何年もセラピーを受けました)
ロルフィング、クラニオセイクラル、オステオパシー、鍼、整体などのボディワーク、
ローゼンや5リズムなどのムーブメント、
マクロビオティックやヴィーガンダイエット、断食や不食などの食養系、
ホメオパシー、フラワーエッセンス、テルミーなどのセルフケア、
ヴィパサナ、チベット仏教、禅、クリヤヨガ、滝行などの瞑想/修行系まで、
米国西海岸と日本でアクセス可能で、自分が興味を惹かれたあらゆる心身の技法を体験し、学び、
気づいたら癒しを生業にまでしてしまったという人間です。

 

なぜ私がこんなにまで癒しにこだわるのか。

 

最初は、自分が内側に抱えていた苦しみをなんとかしたかったからですが、
かなり楽になった今でも癒しの探求をやめないのは、
それが自分の本質に還っていくための最短の手段だと実感しているからです。

 

そして最近、また大きな気づきがありました。

 

私はここ数ヶ月、また米国のセラピストから定期的にセラピーを受けていて、
(数ヶ月前にかなり辛いこと=癒しのチャンスをいただきましたのでね 笑)
セッションの最中に、その気づきはやってきました。

 

自分が本当に恐れているものの正体が分かったのです。
そしてそれは、すべての人の普遍的な恐れだということも。

 

私たちが怖がっているのは、
幼少期に体験し、辛すぎて記憶の奥底に封印した記憶が蘇ってくることでも、
死んでしまいそうなほどの恐怖を再体験することでも、
最愛の母親に対して、同時に殺したいほどの憎しみを抱いていることに気づくことでもない。

 

私たちが真に恐れているのは、
本当の自分を受け入れることです。

 

私たちの本質は、
光であり、愛そのものです。

 

言葉で書くと、すごく陳腐に聞こえますが、
でも本当にそうなのです。

 

その事実を、自分で認めるほど難しいことはありません。
だって、そうすれば、自分の外にいると思っていた神様が、本当は自分の中にいることがわかってしまう。
もう、外の何かにすがれなくなってしまう。
これまで自分の人生を支えてきた、傷ついた自分というアイデンティティを手放さなければならなくなってしまう。
(だって、わたしたちの本質は、何があっても決して傷つかないんですから)

 

そのことに、小さな自分がどれほど抵抗していて、
自分の愛の大きさ=光を自分で認め、受け入れる(英語でownするといいます)ことがどれほど難しいか。

 

それに実は全く気づいていなかったことに気づきました。

衝撃でした。

 

だって、自分の本質が愛だなんて、スピリチュアルな世界では自明のことなわけで。

 

私も、頭では当然知っていましたが、
今回、身体レベル、無意識レベルで自分がいかにその事実に抵抗しているかがよく分かったんです。
これほどの癒しオタクの私ですら。

 

でも、それに頭ではなく、身体/無意識のレベルで気づくことで初めて、
人は、自分の本質を、本当の意味でownし始めることができるのだと思います。

 

今回、それに気づいたことで、私の世界もまた、少しずつ変わり始めました。
世界がさらに、私にとって優しい場所になっています。

 

・・・やはり、癒しの探求はやめられません(笑)。

 

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今回のワークショップは、まさにこの「自分の本質とつながる」ことがテーマです。

 

小木戸さんを知らない方のために少しご紹介すると、
彼は、英国ノーザンブリア大学で演劇とパフォーマンスを学び、
モデル・俳優・音楽家・文筆家として活動されるかたわら、
「Theatre for Peace and Conflict Resolution」というプログラムを主宰し、
早稲田や上智、北京大学など国内外の大学や企業で、シアターワークという手法を使って、他者との調和的なあり方を探り、社会を癒していく活動もされています。
正統派の二枚目俳優なので、普通に商業映画やドラマに出ればたちまちブレークするでしょうに、
「僕のテーマは戦争なんです」と言い切る、とても社会派の方です。

 

そして、彼自身が本当に繊細で生きづらい幼少期を過ごしたせいなのでしょうか、
他の人の本質やエネルギーを読み取る力が半端ではないのです。

 

2月3日に、今回のワークショップのパイロット版とも言える短い講座を、Worldshiftという社会変革の団体が主催するイベントの中で2人で行ったのですが、
30人を超える参加者一人一人の状態を瞬時に把握する彼の能力の高さには感嘆するしかありませんでした。
(彼のおかげで、部屋がこの上なく安全で清浄な空間になっていました)

 

そして、参加者の皆さんがownした光を、彼の助けを借りて実際に表現するというワークを通じて、
たった2時間半の間に多くの参加者に深い変容が起きた、とても感動的な時間になりました。

 

ワークショップ終了後、参加者で私の友人である、百戦錬磨のセラピストと環境活動家の2人から、
「革命的な気づきがあった」という、全く同じ表現の感想をもらったくらい、
これまで様々な癒し系ワークショップに参加してきたであろう彼らにとってさえ、大きな気づきをもたらす場を作り出せたことを、とてもうれしく思っています。
(そのうちの一人、パーソナルセラピストの小松ゆり子さんが寄せてくださった詳しい感想は、ぜひこちらの記事をご覧ください。https://mage-llan.jp/864/

 

前回は、時間と空間にかなりの制限があったので、
そうした制限のないところで、思い切りワークをしたいというわたしたちの願いが、今回実現することになりました。

 

みなさまの参加を、本当に心からお待ちしています。

 

【ーWorldShift 2019 宇宙船地球号創造学校 番外編
Beingと身体知~Vulnerabilityを通じて、自分の中の光とつながり、世界へ表現するー】

 

2月に開かれたWorldshift宇宙船地球号創造学校の「Being」のクラスでご紹介した、俳優・小木戸利光とトラウマセラピスト・藤原ちえこによるワークショップを、一日集中講座として、たっぷりとした時間と空間の中でお届けします。 演劇ワークショップ、ライトシャドウワーク等の実践ワークとともに、実際に心と身体を起こして動かしながら、自分自身を受容し、そして、他者の多様性を認めながら、それぞれが「表現する」ということを通じて、世界と繋がってゆくための講座です。

【日時】
2019年4月14日(日)9:15~16:30(昼休憩1時間15分予定)

【場所】
国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区代々木神園町3-1)https://nyc.niye.go.jp/train/

【定員】
24名(残席8名)

【主催】
Theatre for Peace and Conflict Resolution
Somatic Japan

【共催】
ワールドシフトネットワークジャパン

【申し込みはこちらから】
https://being2019.peatix.com/

 

【プロフィール】
小木戸 利光 (Toshimitsu Kokido)
アーティスト、Theatre for Peace and Conflict Resolution (TPCR) 代表。イギリス ノーザンブリア大学にて、演劇・パフォーマンスを専攻。「世界の声なき声に耳を澄ます」をテーマに、アーティストとして、音楽、文芸、パフォーマンス作品を発表するほか、俳優として、映画、ドラマ、舞台、ドキュメンタリー番組に出演。2017年、長崎の被曝2世の葛藤を描いたNHK「あんとき、」で主演。著者にエッセイ集「表現と息をしている」(而立書房)がある。
TPCR代表、シアターワークの専門家として、国内外の教育機関や企業において、平和学、紛争解決学、コミュニケーション研究、身体心理学、身体知などを文脈として、ボディワークや演劇手法を用いたワークショップ型の講座や講演を行うほか、芸術療法としてのシアターワークを施している。講義歴に、CAMPUS Asia(早稲田大学、北京大学、高麗大学共同グローバルリーダー育成プログラム)、慶應義塾大学、上智大学、埼玉大学、関西大学があり、今春スタンフォード大学のプログラムでもシアターワークを行う。
www.toshimitsukokido.com

 

藤原 ちえこ(Chieko Fujiwara)
カリフォルニア州公認サイコセラピスト(MFT)/ソマティック・エクスペリエンスTM認定プラクティショナー(SEP)/Art of Feminine Presence(AFP)認定ティーチャー
大阪大学人間科学部卒業後、新聞記者を経て、California Institute of Integral Studies(CIIS)で統合カウンセリング心理学修士号取得。身体心理学に基づくトラウマ療法が専門。
現在は札幌を拠点に全国でトラウマ解消のための個人セッションや、女性性の癒しと開花を目的とした祈りや瞑想のワークショップを行う。
訳書に「心と身体をつなぐトラウマ・セラピー」(雲母書房)、共著に「ソマティック心理学への招待」(コスモスライブラリー)、「トラウマセラピー・ケースブック」(星和書店)など。
https://premamft.com/

 

【前回参加者の声】
「とってもとっても美しい、愛あふれるステキな空間を本当にありがとうございました。
魂からあふれる痛みと傷と愛の記憶と同時に、心の奥底に眠っていた強い強い想いが一気にあふれてしまい、嗚咽が止まらなくなってしまったのですが、ちえこさんと皆さんと一緒のグループで魂からの想いを吐かせていただいて、自分の中で世界がシフトしました。。
あれから、ほんっとうに別人のように生まれ変わっている自分がおります」

 

「ちえこさんと小木戸さんのワークで、『繊細である』ということに関して、自分の中では革命的な気づきを得た。
『強さから、繊細さへ』これは私の中で大きなシフト。
毎日、毎時間、毎分、毎秒。
粒子の細かい、透明な自分として存在することを忘れないようにしよう」
Touch for World/パーソナルセラピスト 小松ゆり子さん

 

「私にとって革命的な氣づきとなったワークと導きでした。
私自身が私の美しさを拒否してきたんだということを、生まれて初めて知りました。
新しいスタートラインに立てた氣持ちです」

 

             代々木でお待ちしております!

 

 

 

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