光陰矢のごとし


…いったい、いつの間に、師走も半ばになったのでしょうか?どこかに本当に時間泥棒がいるんじゃないだろうか・・・というくらい月日の経つのが早く感じる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

本日は、例の宣言どおり死守した週一日の休みを使い、キタラへ年末恒例の第九を聴きに行きました。
これが、本当に素晴らしかった。クラシックに関しては点数の辛い私の家族も、終了後「いやーよかったなあ」とつぶやいていたほどでした。
第九は、第4楽章の「歓喜の歌」が有名ですが、そこに至る1~3楽章も、実は大変な名曲なのです。今日は、その札響オケの演奏部分が、本当に冴えていました。私は、他の作曲家だとよく分からないのですが、ベートーベンだけは、演奏中に彼が来ているかどうかが分かるんです(笑)。今日は確実に、曲の間ベートーベンがあそこにいました。思うに、彼は実に鬼気迫るしつこい性格だったようです(笑)。でも本当に素晴らしい。あんな曲は、彼にしか絶対に書けません。
年の瀬を感じるには少し早いかな・・とも思いましたが、良い演奏が聴けて幸せでした。クラシックの演奏会には年に何度も足を運びますが、本当にしみじみ「よかったなあ」と思える演奏に巡り合えるのは年に1,2回あれば上出来です。今日はその数少ない一回でした。

残念だったのはただひとつ・・・私も、あの舞台に立ちたかったなー(笑)。
実は、一昨年の札響の第九では、私は合唱の一員として歌っていたのです。その時所属していた合唱団をやめて、その後できた札響合唱団のオーディションの日に用事があって受けられず、以来合唱とも疎遠になってしまいました。第九って、聴くのもいいけれど、歌うのはもっと気持ちいいんですよね。いつかまたその機会が巡ってきますように。まあ、夢は叶うためにあるんだから、いつか実現するでしょう(笑)。

終演後のキタラ前の風景です。いかにも雪国のクリスマスって感じで素敵ですよね。

最後に、いつものごとく、下世話なおまけを。

ずーっと食べたかった幻の北海道限定お菓子、じゃがポックルに昨晩とうとう某所で会うことができました!そうなのです。夢はちゃんと叶うんですよね。肝心のお味は・・・・それほど騒ぐほどのもの?という感じではありましたが、まあおいしかった。
これをくださった方によると、富良野が狙い目だそうです。北海道に来てどうしてもじゃがポックルを手に入れたい方は、ぜひ富良野へ行ってみましょう(笑)。