２月４日に出版した拙著「本気でトラウマを解消したいあなたへ」。
前回紹介した、各界の第一人者からの推薦や感想はもちろん本当にうれしいし、とてもありがたいのですが、
わたしがそれ以上にうれしかったのは、トラウマの当事者の方たちから寄せられた感想です。
本の出版後、新旧のクライアントさんから親しい友人、全然知らない人まで、
何人もの方から、個人的なメールをいただきました。
今日は彼らから寄せられた、魂の言葉をここでシェアしたいと思います。
（すべてご本人の許可を得ています）
「ご著書、読ませていただきました。
（Mさん）
「途中何度も読み進めるのを中断するほど泣きながら時間をかけて読みました。
まずは、この本を書いてくださってありがとうございます。
私の奥のコアの部分に灯りがともり、安心感に包まれました。
本に癒やされ希望と小さな勇気が湧いてきて確実に何かが動き始めました」
「「はじめに」を、一行読んで涙を落とし、二行読んで本を閉じて嗚咽し、を繰り返して目次のところにきました。
本文を読んだらどんなことになってしまうか、こわいような気持ちです。
それで、「あとがきにかえて」を先に読みました。
本文が読める気持ちになったら、読もうと思います。
でも、先に御礼を申し上げたいと思いました。
本を世にお出しくださってどうもありがとうございます」
（Tさん）
「たった今本を読み終えたところです。
後半涙が勝手にあふれてきました。
途中、○章のあたりで読んでて苦しくなり、
「自分は人とは違う」と当たり前のように感じていたので、言葉を目にしたとき、びっくりしました。
もう、どうしていいかわからない感情の波にのまれ、無気力や、怒りやイライラが出てきました。
本を最後まで読むと落ち着きました。
エクササイズや自分でできる癒し、そして真理子さんの体験で涙がでました。
大切な大切な本です。
たくさんの人に助けを求めたいと思います。たくさんのリソースを見つけたいと思います。
わたしをいとおしく大切な存在と思えるようにゆっくりゆっくり。」
（Nさん）
私がこの本を最も届けたかったのは、タイトルからも明らかなように、トラウマの当事者である「あなた」へなので、
実際にトラウマで苦しむ（苦しんだ）方たちからの感想ほど、わたしにとってうれしいものはありません。
そして、何人かが触れていますが、本書には当事者の真理子さん（仮名）自身の筆による、５０００字にも及ぶ体験談が掲載されています。
真理子さんは、ずっと過食で悩まれていたのですが、
セラピーのプロセスが進んだある時期、一切ダイエットをせずに、一年間で体重が４０キロも減ったという体験の持ち主です。
この体験談が、本当に感動的なのです。
彼女と同じような体験をした人は、勇気づけられること請け合いです。
やはり当事者の言葉ほど力があるものはありませんから。
わたしがクライアントさんたちに自助グループを進めるのも、同じ理由からです。
（そして本書でも、自助グループのパワフルさについては繰り返し言及しています）
今この瞬間、トラウマで苦しんでいるあなたへ。
この本は、読むだけであなたを勇気づける力がある本だと、わたしは心から信じています。
あなたにこの本が届きますように。
amazonのページはこちらです。
（東京での出版記念イベントにて）
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