２月１０日に東京で、拙著「本気でトラウマを解消したいあなたへ」のちいさな出版記念トークイベントを行いました。
トークの相方になってくださったのは、ロルファーの扇谷孝太郎さん。
私が心から信頼し尊敬する、大好きなボディワーカーさんです。
孝太郎さんとは、なんだかんだ言って１０年近いお付き合いで、
私が日本で最初にオーガナイズしたトラウマ療法（SE）のトレーニングを受講してくださったのが縁で知り合いました。
わたしは典型的なA型で、何かを前もって準備せずに本番を迎えることが不安でできないタイプなのですが、
今回は、その制限を外そうと、進行もすべて孝太郎さんにお任せし、ほぼノープランで当日を迎えました。
一応、事前にzoomでも打ち合わせましたが、その時はお互いの近況報告と、本番ではマニアックすぎてとても話せなさそうな神経系の細かすぎる話で２時間半も盛り上がっていただけ（笑）。
結果、本番ではただただ孝太郎さんとの対話を楽しんでいただけで、
２時間があっという間でした。
最初に挨拶してくださった編集者の阿久津若菜さん。彼女がいなければ、この本が生まれることはありませんでした。
ノープラン＆出たとこ勝負の２時間だったので、溺れるトラウマから発達トラウマの話、ピーター・リヴァインやロン・クルツなど米国のセラピーの巨匠の話からトランプ政権の誕生の話までかなり脈絡なく話が拡がりました。でも孝太郎さんが大切なポイントは押さえてくださり、適度に本筋に戻す質問もはさみつつスムーズに場を進めてくださったのは本当にさすがでした。
非常に光栄なことに、おそらく日本の仏教界でもっとも一般に名前が知られているであろう、今や各方面から引っ張りだこの禅僧・藤田一照さんもご参加くださいました。隣は一照さんとの共著もあるイラストレーターの伊東昌美さん。
そして最後は、会場から質問してくれた同じくロルファーで大切な友人の藤本靖さんを壇上に引っ張り上げて、３人で締めました。
自らの子育て経験から生まれた、子どもの発達環境についての持論を語る藤本さん。とても興味深かったです。
この日出てきたフレーズをいくつか。
「トラウマは戦争や犯罪や大事故に巻き込まれた人たちだけの問題ではなく、日常生活への影響の大小が違うだけで誰もが抱えている問題」
「逃げるのはいいことだ」
「癒しには、人とつながることが絶対に必要」
「子どもは、多くの人との関わりの中で育つのがよい」
ご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました。
イベントのあとは、近くのイタリア料理店で打ち上げ。こちらも楽しかったです。
奥はこの日のイベントをオーガナイズしてくださった日貿出版社の下村敦夫さん。本当にありがとうございました！
おかげさまで、本、各方面から大変好意的な感想をいただいております。
つい最近、amazonにも最初のレビューが載りました。
こちらも大変素晴らしいので、よろしければぜひお読みください。
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