タイの旅 その1


さきほど5泊6日のタイ旅行から札幌に戻りました。

今回は、カリフォルニア時代からの大切な友人であるミュージシャンの吉本有里さんがタイで企画したリトリートの通訳としての旅でした(もちろん英語の。私はタイ語はできません(笑))。

タイは学生時代、バックパッカーだった私のお気に入りの場所で、社会人になってからも含め5回は訪れたはずですが、最後に訪問してからかれこれ13年になります。バンコクの街のあまりの変容ぶりにはびっくりしました。トラムや地下鉄ができていて、高層ビルが立ち並んで・・・もう発展途上国とは言えないんじゃないでしょうか。

リトリートの会場は、タイ東部、ミャンマー国境近くのサンクラブリという小さな町の郊外にある、ここでした。

「夢を織る家」という、貧困などの事情により親元で暮らせない子どもたちのための施設です。創始者はナートさん、ユパさんというとても素晴らしいご夫婦。ナートさんと有里さんは以前から親しく、その縁で夢を織る家のリトリートが実現しました。

夢を織る家の収入源は、ここで生産される草木染めの衣類の売り上げです。ナートさんによると、近隣の48家族がこの仕事を請け負い、400人の生活が支えられているそうです。他にも、若者に施設の建設などの仕事口を世話することによって、彼らが都会に出稼ぎに出ずにすむようにしているとのこと。

ここで生産されている衣類は、とにかくセンスが良く、肌ざわりも良く、見ているとどれもこれも欲しくなって困りました。

リトリートはとても楽しかったのですが、続きはまた今度。

最後におまけです。今日札幌駅の某書店で、「心と身体をつなぐトラウマ・セラピー」が平積みされているのを発見!うれしくて思わず写真を撮ってしまいました(本屋さんごめんなさい(笑))。

人格障害の本に囲まれているのが、何ともはや(笑)。
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