ようやく本の校正・出版が終わり、当分パソコンには向かうまい・・・と思っていましたが、
ここにきて、また原稿書きに追われています(笑)。
私がかかわっている二つのNPOの、調査研究報告書やニュースレターに寄せる原稿。
何週間も前に言われていたのに、締め切りぎりぎりになるまで腰を上げないのは、やはり新聞記者時代の習性でしょうか(笑)。
他にも、勤務先の学校で、いくつかの情報発信を求められていることもあり、
文章書きに追われる日々はしばらく続きそうです。
6年間、文章を書くのを仕事にしていましたが、実を言うと、私は、楽しみながら物を書いた記憶はほとんどありません。
人様に読んでいただける、売り物になる文章を書くのはいつでも、うんうんうなり、七転八倒しつつの作業でした。
昔、私が尊敬していた、朝日新聞の「天声人語」を書いていたある記者は、
自分が使用していた机の足置きの真ん中だけがすり減っていたという話を聞いたことがあります。文章を考えながら、その部分に体重をかけ続けたからでしょうね。
一介の記者ですら、物を書くのはしんどいのに、
毎日一面のコラムを書くというのは、どれほど身を削る作業だったことでしょう。
コラム担当者に、短命の方が多いのもうなずけます。
現在は、その反省(?)からか、天声人語は複数担当で書いているようですが。
・・・自分のブログに、好きなことを勝手に書くのはほとんど苦労しないのにね(笑)。
さて、現実逃避はやめて、原稿書きに戻らなくては。