自分を愛するとは


わたしは
セラピストとしては
かなりいい線を行っている
自負しておりますが、
わたし自身はまーったく、
「癒し系」では
ありません。

 

 

見るからに優しそうでもなければ、
癒しオーラを放ってもいない。

 

 

(たぶん、
初対面の人で
わたしの職業を当てられる人は
いないと思います^^;)

 

 

で、
わたしのセラピーも、
かなりのスパルタです。

 

 

ゆるふわーっと
ただ相手の話に耳を傾けて、
「うんうん、わかるよ。本当につらかったね」 と
傾聴するだけのような
セラピーでは
もともと
まったくないのですが、

 

 

それにしても最近は、
長い付き合いのクライアントさんに対して
本気で怒ることが
増えました。

 

 

(初対面の方にはさすがに
そんなことはしませんが・・^^;)

 

 

なぜなら
彼らが
あまりにも自分を
ないがしろにしていると
感じてしまうからです。

 

 

まーーーったく、
自分を愛せていない。

 

 

まあ、
だからセラピーに来てくれているわけなので、
もちろん彼らを責めるものではないのですが、
わたしが単純に
彼らのそうしたふるまいが
本当に
耐えられなくなってきています。

 

 

(これに関しては
以前よりもずっと
耐性が減りました。
なぜだろう。
風の時代と関係あるんだろうか・・σ^_^;)

 

 

世の中の人々は
誤解しているかもしれませんが、
「自分を愛する」というのは、
単に「自分に優しくする」のとは
違います。

 

 

自分のために
ほっとできる時間を作ったり、
美味しいものを食べたり、
適度なエクササイズをしたり、
好きな服を買ったりするのは、
もちろん素晴らしいことですが、

 

 

それは、
あくまでも
二義的な
自分の愛し方です。

 

 

自分を愛するために
まずやらねばならないのは、

 

 

「自分に対する
理不尽な扱いを
断固拒絶する」
ことです。

 

 

大切なことなので
繰り返しますね。

 

 

「自分に対する
理不尽な扱いを
断固拒絶する」

 

 

これに尽きます。

 

 

このステップなくして、
いくら美味しいものを食べようが、
エステに行こうが、
マッサージを受けようが、
無駄です。

 

 

だから
夫からDVを受けている女性は
まず逃げる必要があるし、

 

 

親との同居で
ものすごくストレスを抱えている人は
まず実家を出る必要が
あるのです。

 

 

これもいつも私が言う
たとえですが、
それをしないというのは、
蛇口から水がざあざあ出ているのに
蛇口を閉めずに
床を一生懸命
拭き続けるのと同じです。

 

 

立派な国家資格を持っているのに、
20年以上、
最低賃金で
なんの保証もなく
同じ職場で
非正規で
働き続けているクライアントさん。

 

 

上司から何度も
約束のミーティングをすっぽかされているのに
何の文句も言わず
その職場で働き続けているクライアントさん。

 

 

そういう方たちを見ると、
わたしは本当に
耐えられなくなります。

 

 

本来ならば
彼ら自身が
そうした扱いをしてくる相手に対して
きっぱりノーを言うべきなのですが、
なかなかそれが難しいので、
わたしが代わりに
セラピーで爆発してるというわけです(^^;;。

 

 

理不尽な扱いに
ノーと言わないと、
周りは
「ああ、このひとは
何をされても
文句を言わないんだ」と学習し、
ますますその人を
理不尽に扱うようになります。

 

 

自分を大事にする、愛するとは、
そうした 相手の理不尽なふるまいにノーを突きつけ、
それ以上、
その扱いを受けないと
行動で示すことです。

 

 

(ポイントは常に「行動」です)

 

 

で、
もちろん
それができない人がいるのも
わかります。

 

 

これまでの人生でずっと
人からないがしろにされてきたので、
自分はそういう扱いを受けても
当然だという思い込みが
細胞まで
染み込んでしまっている方たちです。

 

 

でもそれは
反転できるんです。

 

 

その好例が
故・ルイーズ・ヘイさんです。

 

 

彼女は子ども時代に、
教室でみなに一個ずつ
ケーキが配られているときに、
一番後回しで、
ついに自分の番が来たときには
すでにケーキは一つも残っていなかったなどの、
数々の理不尽な目に遭ってきました。

 

 

でもそれは、
自分自身が引き起こしたことなんだと
彼女は著作で書いています。

 

 

自分で引き起こしているのなら
自分で何とかできる。

 

 

だからこそ、
彼女はアファメーションという手法を生み出し、
まったく違う自分に
生まれ変われたんです。

 

 

理不尽な目に遭うのは、
あなた自身が
そういう自分に甘んじているからです。

 

 

そしてそれは、
今この瞬間から
変えることが可能です。

 

 

もう
辛い目に遭った過去を基準に
自分のセルフイメージを作るのは
やめましょう。

 

 

上のアファメーションの本は
それをやめるのに
とても役に立ちますが、
一人ではなかなか難しいことも多いので、
外にも助けを 求めてくださいね。

 

 

わたしも
あなたのお越しを
いつでもお待ちしております。

 

 

(超スパルタですけどね 笑)

 

 

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