あなたが一番「わからない」相手とは


だいぶ間が開いてしまいましたが、
前回の記事の続きです。

 

あなたが一番「わかって欲しい」相手とは

 

タイトルからして
すでに想像がつくかもしれませんが(笑)、
答えはおそらく、
みなさんがすでに予想している通りです。

 

 

 

前回わたしは、
「自分のことは、自分が一番わかっている」
と書きました。

 

「あなたがこれまでに経験した、
あらゆる体験と、あらゆる感情は
あなたにしかわからない。
ゆえに、
あなたのことが本当にわかるのは
あなただけである」

というお話でした。

 

 

でも、
逆もまた、真なのです。

 

 

 

(ご存知のように、
人生は、パラドックスだらけですから)

 

 

自分のことは、
自分が一番わからない。

 

 

 

では、
あなたが一番わからない自分とは一体、
あなたの、どういった部分なのでしょうか?

 

 

 

 

それは、
あなたの
「本質」です。

 

 

わたしたちは全員が
多かれ少なかれ、
「自分は、こういう人間だ」という
セルフイメージを 持っています。

 

 

たとえば、
わたしは短気だ、呑気だ、
勝ち気だ、 勇気がない、
優柔不断だ、 決断が早い、
わがままだ、 すぐに流される性格だ・・・・・、
などなどなど。

 

 

で、 悲しいかな、
特に日本では
そのセルフイメージの大半は、
「自己批判」
だったりします。

 

 

(これは絶対に、
減点主義のこの国の基本価値観、
特に学校教育の影響が 大きいと
わたしは思っています)

 

 

 

たとえば以前、
わたしのところに、
こんなクライアントさんが いらっしゃいました。

 

 

(注:この方は一例ですが、
似たようなクライアントさんは 本当にたくさんいます)

 

 

 

美人でスタイル良し。
ファッションセンスも抜群。
仕事面でも超優秀で、 職場での絶大な信頼を得ている。
(彼女が仕事をやめようとしたら
上司からむちゃくちゃ引き止められて
半年以上退職できなかったほどです)

 

 

性格もとても優しく、
本当に過酷な幼少期を体験したにもかかわらず
自分の親とはまったく違う
素晴らしい子育てをしていて
子どもも本当に幸せ。

 

 

わたしがもし
彼女と同じ体験をしていたら
とても生き延びられなかっただろうと
真剣に思うのですが、
立派に生き延びたばかりか、
多方面で活躍している
ある意味スーパーウーマンです。

 

 

 

・・・・でも、
セラピー中にいつも出てくる
彼女のセルフイメージは、

 

 

「わたしは何ひとつできない」
「わたしには何もない」
「わたしほどつまらない人間はいない」
「自分の顔が不細工すぎる」(!(◎_◎;))
「スタイルが悪すぎる」(!(◎_◎;))

・・・・、 というものばかりでした。

 

 

(注:似たようなクライアントさんは・・、 以下同文)

 

 

 

つまり、
他人からは明らかに見えている
その人の最も美しい部分が、
自分自身では
まったく見えていなかったのです。

 

 

そして
ここは強調したいのですが、
それは、
彼女自身の責任では
まったくありません。

 

 

 

生育過程で
繰り返し繰り返し、
自己肯定感を
木っ端みじんにされてきてしまった結果、
そうなっているだけであり、
その中で生き延びるために
全エネルギーを注がなければならなかったら、
良いセルフイメージを育てる機会など
まったく持てなかったのは
むしろ当然です。

 

 

 

だからこそ
わたしたちには
お互いの存在が
必要なのです。

 

 

 

セラピストとしてのわたしの役割は
本人には見えていない
その人の最も美しい本質を
見ることだけだと言っても
過言ではありません。

 

 

ブログ名、変更しました

 

 

そして
自分の光を
鏡となって映してもらうことで
自分一人では
なかなか見ることができなかった
自分の最良最善の部分に
自分でも気づけるようになる。

 

 

 

セラピストの仕事は本来
それだけではないかと、
わたしは思っています。

 

 

 

ほかのさまざまな技法やテクニックは
そこに辿り着くための
壮大な道筋にすぎません。

 

 

 

だからあなたも
もしよければ、
鏡に映る自分の光を見るために
どうぞセラピーを受けに いらしてください。

 

 

 

わたしはいつでも
あなたのお越しを
お待ちしていますね。

 

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