熊野で女性性を感じ、語り、体験する(上)


報告が遅くなってしまいましたが、熊野で行われた第1回女性性会議、無事終了しました。

 

いろんな意味で、予想をはるかに超えた素晴らしい集いになりました。

たくさん感じ、それぞれの深い体験をシェアし、
音楽に合わせて踊り、神社を正式参拝し、自然の中で過ごす。
ほとんど左脳を使わず、右脳をフルに回転させて、
まさに女性性を思う存分味わった三日間でした。

 

なぜ「女性」ではなく「女性性」なのか。

女性性は、性別、性的指向を問わず、全ての人の中にあるからです。
(もちろん、男性性もですが)

だからこの会議の言い出しっぺの一人が男性であったこと、
一般の参加者にも男性がいたことが、とても意味のあることでした。

 

そもそも「女性性」って一体何なのか。

はっきりした定義づけを拒むところがまさに女性性なのではないかとわたしは思うのですが、
わたしが個人的に、女性性にとって重要だと思っていることが二つ、この会議ではとても大切にされていました。

一つは、言葉よりもシンボルを大切にすること。
その象徴が、オルター(祭壇)です。

部屋の両隅に、女性性と男性性を象徴するオルターを一つずつ、ボディワーカー大知早恵さんが中心になって作りました。


(女性性を表現した黒のオルター)


(男性性を表現した白のオルター)

全てを生み出す闇である女性性と、光である男性性。
そのどちらが欠けても世の中はうまくいきません。

女性性について考えることは、必然的に男性性について考えることにもなる。

そして女性の中にも男性性があるように、
男性の中にももちろん女性性がある。

オルターは、そのことを言葉以上に雄弁に示し、部屋を神聖なエネルギーで満たすものです。

会場は熊野本宮大社の境内にある瑞鳳殿というところで、広い畳敷きの部屋自体、とても気が良い場所だったのですが、
そこにオルターが設置されることで、さらにパワフルな空間になりました。
早恵ちゃんのセンスの良さには脱帽です。

 

そしてもう一つは、食事です。

食事は、地元スタッフの西谷安代さんがアレンジしてくれたのですが、
ケータリングやお弁当が全て、オーガニックのベジタリアンミールで、本当に身体に優しく、美味しかったです。

 

身体が摂取するものって、本当に大切です。
そしてジャスムヒーンさんが言うように、料理は、愛が形を変えたもの。
どの料理も、美味しいだけでなく、作り手の愛をとても感じました。

空間の心地良さと、身体に取り入れるものの心地良さ。
それをおろそかにしなかったのが女性性ならではだったなーと、ちょっと自画自賛しています(笑)。

 

そして会議自体も、本当に深い、良い時間になりました。

 

長くなったので、次回に続きます。

 

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