皆様、
お元気ですか。
このブログのタイトルを「気まぐれ日記」にしておいて本当に良かったと思います(笑)。
ご覧になれば分かるように、更新頻度がそれはもう、むちゃくちゃですので。
何ヶ月も更新しなかったかと思えば、今月は何を思ったのか、結構マメに更新してますね。たまたま、ブログを書きたいモードに入っていたと思われます(笑)。
これからも、気が向いたときにだけ更新するという方針で、マイペースににいきたいと思いますので、どうぞのんびりとおつきあいのほど、よろしくお願いします。
(こんな前振りをするということは、何となく、これからまたしばらく更新頻度が落ちそうな予感が 笑)
さて、私はソマティック・エクスペリエンス(SE)という舌をかみそうな長い名前のセラピー技法を中心に使ってセラピーを行っています。
ソマティック・エクスペリエンスは、日本語にすると「身体経験」という意味です。
「SEってどんなセラピーなんですか?」と聞かれると、いつも説明に困ってしまうのですが、
それは、身体経験は、文字通り身体で体験して初めて分かるものなので、言葉で説明するのがとても難しいからなんです。
私はSEを臨床で使い始めてもう10年近くになりますが、
未だに、SEを短い言葉で説明することができません(汗)。
つい先日、ある学会から依頼を受け、ニュースレターにSEの紹介文を書かせていただきましたが、原稿は何と5000字をかなり超えてしまいました(爆)。
全文そのまま掲載してくださった太っ腹の学会事務局に心より感謝です。
何故こんなことを今更考えたかというと、
私はSEのトレーニングも主催しているのですが、
最近、昨年から第2期のトレーニングの受講を始めたばかりの受講生の一人から、「SEを自分のホームページで紹介したいので説明文を書いてみました。よろしければご意見を聞かせてください」というメールをいただいたからです。
彼女の熱意にはうれしくなりましたが、文章を拝見して、やはりまだ少し腑に落ちない感じがありました。
それは何故かと考えたところ、SEが文字通りの身体経験として彼女の身体で実感できていないからだろうなあと思ったんです。
まだ3年間のトレーニングが始まったばかりなので、それはある意味当然なんですよね。
それで、ちょっと興味がわいてきたので、「ソマティック・エクスペリエンス」でネット検索をかけたところ、いくつかのホームページがヒットしました。
http://www.nature-flow.jp/ソマティック-エクスペリエンス-se/
http://www.space-tao.com/se.html
http://www.feerest.com/se.html
http://lalala3.com/Somatic-Experiencing.html
当たり前なのですが(笑)、すべて、一昨年に第1期のSEトレーニングを終了した受講生のみなさんのページです。
皆さん、それぞれ自分の言葉でSEを説明していて、とても感心しました。
同じ技法を説明しているのにそれぞれに表現が違うのは、それぞれの方が、SEを自分の身体で体験し、自分の中でいったん消化してから言葉にしているからなんですね。
そして、それぞれ、自分の領域で活躍されているのを見て本当にうれしかったです。特に一番上の若尾秀美さんのブログは本当に興味深い記事がいっぱいで、彼女と再会していろいろな話がしたくなりました。とてもおすすめですのでぜひご覧になってみてください。
SEトレーニングのコミュニティは、本当に素敵な人材がそろっていて素晴らしいんです。(他にも、こんな方や、こんな方、こんな方、こんな方がいらっしゃいます。とても全員は紹介しきれませんが)
ちなみに、メールをくださった第二期生の彼女には、もう少し自分でSEを体験するまで待って、体感してから改めて文章を書いてみたらどうかと提案したところ、快諾してくださいました。
彼女がこれから、SEを説明するどんな言葉を自分の中で紡いでいくのか、楽しみです。