今日はこちらは日曜日でした。昨日同様、今日も朝から盛りだくさんな一日を過ごしました。
午前中に向かったのがまずここです。
サンフランシスコのシュタイナー学校。私は英国でシュタイナー教育を学んでからサンフランシスコの大学院に移ったのですが、大学院時代、毎週ここの幼稚園に通って子どもたちのスープづくりを手伝っていました。今日はここで、小さい子ども向けの人形劇が開かれると聞き、久しぶりに訪ねてみました。
始まる前のステージの様子。すでにおとぎの国のようです。
久しぶりに幼稚園の先生に会っておしゃべりし、ファンタジーあふれる劇を楽しんでから、懐かしさのあまり校内をすこしぶらついてしまいました。
幼稚園の部屋の一角。ハロウィーン前なので、かぼちゃがたくさん。
一年生の教室前に貼ってあったかぼちゃの絵。
2年生の教室の黒板には、明日の授業の時間割が書いてありました。いいなあ、オイリュトミー。
今思えば、シュタイナー幼稚園でのボランティアは、誰よりも一番自分が楽しんでいたような気がします。幼稚園の先生と話していて、当時私が手伝っていたクラスの子どもたちはすでに6年生、7年生、8年生であることに気づきました。光陰矢のごとしです。私も年を取るわけだ(笑)。
お昼は友人と、このカフェへ。
私がいた頃はなかったのですが、最近流行っていてベイエリアのあちこちに支店があるロウフードレストラン、Cafe Gratitude。ロウフードとは、基本的に高温を使って調理しない、野菜の酵素がそのまま生きているベジタリアンフードのことです。
お米の代わりにキノアを使ったタイ風どんぶりと、野菜たっぷりピザと(ピザ生地もふつうのものとは違います)、チーズの代わりにナッツを使ったシーザーズサラダ。デザートのティラミスも、乳製品ではなくナッツ類を主に使っています。どれも本当に美味!
ここのお皿にはすべて、「What are you grateful for?(あなたは何に感謝していますか?)」と書いてあります。メニュー名前も「I’m delightful(私は喜びにあふれている)」「I’m beautiful(私は美しい)」といったアファーメーションばかり。つまり、かなりヒッピーなお店です(笑)。
夜はSFのミッション地区で開かれたドラムのパフォーマンスへ行きました。アフリカンドラム、中東のドラムなどさまざまなドラムのユニットがありましたが、中でも一番感動したのがこれ。
韓国の太鼓のパフォーマンスです。本当に力強く美しくて思わず涙が出ました。アジア人に生まれて良かったなあとしみじみ思ったほどです。
そして、さらに素晴らしかったのがパフォーマンスの後に開かれたヒーリングサークルです。これはベイエリア在住の女性シャーマン、Vicki Nobleがリードするサークルで、病気など癒しを必要とする人が中心に横たわり、その周りを他の人が取り巻いてドラムを叩いたり歌を歌ったりしてヒーリングエネルギーを送るというもの。古代の部族の英知を現代に蘇らせ、コミュニティの力で人を癒そうとする素晴らしい試みです。
私は以前こちらに住んでいたときに一度彼女のヒーリングサークルに参加してすごく感動したのですが、まさか偶然私の滞在中にこれが開かれるとは思いもしませんでした。これに限らず、今回の度は本当に最初からずっと恵みの連続です。何か大いなる力が働いて私に必要なものをすべてもたらしてくれているかのよう。本当にありがたいことです。
夜はミッションのスペイン料理店で友人と遅いディナーを楽しみました。最大のごちそうはいつも、彼らとの会話です。
明日はいよいよサンフランシスコ最終日。明日も楽しんできます。