祈りの力


響月ケシーちゃんというブロガーさんがいます。

 

ケシーちゃんは、
数年前に「これからの豊かさ」という、これからの世界の流れについて解き明かしたシリーズで大ブレークした、
風水師であり、ジュエリーデザイナーでもある素敵な女性です。
(わたしは彼女のこの記事を読んで、本当に衝撃を受けました。
みなさんもぜひぜひ、読んでみてください)

 

そのシリーズの中で、彼女は「祈りの力」についても書いています。

 

2019年これからの豊かさ ⑤【許しと豊かさ】

 

「祈り~サムシンググレートとの対話~」という映画でも描かれているように、
祈りって、本当に、現実的なパワーがあるんですよね。

 

祈り~サムシンググレートとの対話~ from Earth Revival Project on Vimeo.

 

 

時は遡りますが、
2011年、東日本大震災が起きた直後、
わたしは、尊敬するあるお坊さんが主宰する座禅断食会に参加するため、長野にいました。

 

その座禅断食会は超人気で、
全然宣伝していないのに、口コミだけで毎月、何十人もキャンセル待ちが出るほど。

 

なので普段は、会場いっぱいの40人以上の参加者がいるのですが、
震災直後でキャンセルが相次いだため、
この回の参加者は普段よりずっと少ない20名程度でした。

 

合宿中はテレビを見ることを禁じられているので、
震災のニュースがリアルタイムで入ってくることはありませんでしたが、
それでも、座禅の合間の休憩時間に誰かが外部と連絡を取るたびに、
「福島で1号機が爆発した」
「炉心溶融が起きているようだ」
といった情報が断片的に我々の元に届けられ、
静かな不安が、参加者の中にも広がっていました。

 

(余談ですが、何十回と参加した座禅断食会の中で、
もっとも印象深く、素晴らしい体験だったのが、この時の合宿です。
非常時に信頼できる仲間と集まって一緒に過ごすことほど、

うまく非常事態を切り抜けられる方法は他にありません。
それがトラウマを回避する最善の道だと、トラウマセラピストのわたしは確信しています)

 

普段は常に座禅会場にいて、
参加者の質問に答えたり、ニコニコわたしたちを見守ってくれているお坊さんは、
なぜかこの時は、休憩時間になるたびに姿を消していました。

 

あとで知ったのですが、
彼は、座禅の合間に一人で部屋にこもり、ずっと祈祷してくださっていたそうです。

 

そして、何回目かの休憩時間の時、彼はわたしたちのところへ来て言いました。

 

「さっき、ラダックからメールが入りました。
ラダック中のお坊さんが、日本のために一斉に祈り始めたので、もう大丈夫だと」

 

インドの辺境ラダックは、かつて彼が僧侶の修行をした、チベット仏教の中心地の一つです。

 

そのラダック中のお坊さんたちが、日本のために今この瞬間祈りを捧げてくれている。

 

それを聞いた時に感じた、心の底からの安堵感を、今でもありありと覚えています。
それは、祈りに現実的なパワーがあることをわたしが初めて実感した瞬間でもありました。

 

このラダックのお坊さんたちのように、
世界は、無数の、誰も知らないところでひっそりと祈ってくれている人々の集団によって支えられているのだと、
わたしは本気で思っています。

 

この世界を真に動かしているのは、物理的な、目に見える力では決してないのです。

 

だから、あなたも、祈るという行為ができる自分の力を、決して過小評価しないでくださいね。

 

「わたしなんて何もできない」と考えるのは、いろんな意味で大きな誤りです。

 

だって、祈ることができない人はいない。
逆に、現実的な解決策が尽き、祈ることしかできないという状況だって世界にはいくらでもあります。

 

そういう時に真に力を発揮するのは、何よりも祈り=1人1人の意図なんだと、
わたしはケシーちゃんのブログを再読してみて、改めて確信しました。

 

そして、祈るという行為によって誰よりも恩恵を受けるのは、他ならぬ、祈っている本人だとわたしは思っています。

 

最近、新月のたびに、メルマガの読者さんから祈って欲しい内容を募集して、

ひとりひとりに祈る・・・という企画を始めました。

 

毎回、40人−50人以上の人から応募があり、

時間を取って祈っていますが、

祈るたびに、わたしの身体の内側がすごく温かくなる感覚があります。

 

そして読者からも、

「その日はよく眠れ、朝起きた時にとてもスッキリしていました。
お祈りしていただいたのだと分かりました。
凄いです!」

 

「深い変化を感じられました!」

 

などの感想が届いています。

 

 

あなたがもし今、自分の人生に大きな行き詰まりを感じていたら、
祈るという、一見もっとも非現実的なことから始めるのも、ひとつの手段かもしれません。

 

ただ祈る。

 

祈り=意を乗せる。

 

これが実は、一番大切なことなんだと思います。

 

そして、

わたしにお祈りして欲しい方は、

ぜひメルマガにご登録くださいね。

 

 

藤原ちえこのセラピーはこちら

 

メルマガ登録はこちらから

藤原ちえこ 無料メールマガジン

 

藤原ちえこの著作はこちらから