今日は久しぶりに、インターネットに何時間もかじりついてしまいました。アメリカ大統領予備選でオバマ候補が指名を確実にしたので、それを受けた彼らの発言が知りたかったのです。こんなにエキサイティングな時期に米国にいられないのは残念ですが、オバマの27分、クリントンの20分にもわたる演説がすべてネットで聴けるなんて、本当に便利な世の中になったものです。やはりニュースでほんの数十秒にまとめられたスピーチでは、彼らの真意はきちんと伝わりませんものね。
それにしても、米国の政治家は本当にスピーチが上手い。いろんなエピソードを織り込みつつ、相手の健闘をたたえ、将来に希望が持てるような語り口でいつも感動します。今日は特に、ヒラリーの話が良かった。負けが確実なのに、それでも聴いているこちらが元気になるようなスピーチで。さすがに女性で初めて大統領候補になっただけのことはあります。
政治が面白い国というのはいいですよね。日本であんな風に若者が草の根でキャンペーンを張るような時代はいつか来るのでしょうか。