今週の火曜日から木曜日にかけて、夫の仕事に便乗して知床に行ってきました。世界遺産に登録されて久しい知床ですが、北海道に住んでいると、かえってなかなか訪ねる機会がなく、およそ15年ぶりの訪問になりました。
羅臼岳。初日は雲ひとつない快晴に恵まれました。
知床半島の魅力は、素晴らしい自然もそうですが、あちこちに無料の天然温泉が湧いているところです。
有名な「熊の湯」。その昔来たときは混浴だった記憶がありますが、写真はその後作られた女性用のお風呂です。
ここの温泉は48度もあるそうで、とにかく熱い!あんまり熱くて入れないでいたら、地元のお母さんたちが水で薄めてくれました(笑)。とても良い硫黄泉です。
そしてこちらは羅臼側の道路終点あたりにある相泊温泉。海岸にあり、テトラポッドのすぐ向こうは海です。
こちらのお湯も熱かった~。どうも知床の方たちは江戸っ子的なようです(笑)。海の音を聴きながら入る温泉は最高でした。
15年前と違って一番驚いたのは、エゾシカがものすごく増えていたことです。
相泊へ向かう道すがら、民家の庭先で見かけた群れ。2泊3日の間に見たエゾシカは50頭を下らなかったでしょう。私などは珍しいのでキャーキャー喜んで写真を撮っていましたが、地元の方にとっては畑や花壇を荒らしたりする害獣だとか。減れば減ったで保護を叫び、増えれば増えたで害獣扱いになるとは、自然と共生するのって難しいなあ・・・と考えさせられました。
今回は、素晴らしく海の幸がおいしい民宿に泊まったのですが、続きはまた今度。