札幌の今&旅の書き残しなど


日本へ戻ると、何故か毎日があっという間に飛んでいきます。ふと気づいたら、すでにアメリカから帰国して一週間経っているではありませんか(笑)。
まあ、旅をするときはいつもぎりぎり一杯に休める日程を使うので、もちろん帰国した途端に仕事に忙殺されるわけなのですが。

帰国前、札幌の紅葉はすっかり終わっているかと思っていましたが、まだ山にはところどころ紅葉が残っていて、ほっとしました。今真っ盛りなのがイチョウの紅葉です。札幌にはあちこちにイチョウ並木があるのですが、黄色と緑のコントラストがとても美しい。イチョウって、隣同士に生えていても、なぜ葉の色が変わるペースがまったく違うのでしょうね。

北海道神宮で。

さて、今回は10ヶ月ぶりに米国に戻ったわけですが、10ヶ月も日本にいてこちらの生活にすっかり馴染んでくると、向こうに生活していた当時はあまり気にならなかったようなことでも、彼の地の人々のライフスタイルにかなりびっくりすることもありました。

会議に参加したとき、昔の友人たちと共通の友人の消息について話をしていたときの会話です。
友人「ねえねえ知ってる?キャロリンが赤ちゃんを産んだのよ!すごく可愛い男の子!」
私「えーっ、本当?何ておめでたいのかしら!・・・ところで、彼女はいくつだっけ?」
友人「50歳。初産よ」
私(目が点)

もちろん、自然妊娠ではないとのことです。彼女が若くして成功して、素敵なお家に住み、数年前に初めて結婚したことは知っていました。彼女ほどの高齢ではないにしても、ある程度の年齢に達してから、体外受精や提供卵子でお母さんになった友人は珍しくありません。人生で手に入るものは、すべてあきらめない・・・という彼女たちの姿勢には何というか、すごいなあ・・・と素直に感心してしまいます。同じことを私がやりたいかどうかは別問題ですが(笑)。