あなたのコンプレックスは、誰かの憧れかもしれません


最近、弁護士をしている友人と、
メッセージをやりとりする機会がありました。

 

彼女は、わたしの目から見れば、
まあ、非の打ち所がない女性です。

 

帰国子女で、
東大出身で、
でも全然知性を鼻にかけてなくて、
ものすごくバランスが良くて、
美人で女性らしくて、
気さくで優しくて、
穏やかで、料理も上手で、
しかも彼氏がイケメン(笑)。

 

家の中ではわりと、グターっとしてるそうですが、
外でのバリキャリぶりを考えると、
それもギャップ萌えでいい感じo(^▽^)o。

 

法律相談が必要なクライアントさんに、
安心して紹介できる友人がいるのは、
とても心強いです。

 

でも、そんな彼女にもコンプレックスがあることを、
その時のやりとりで知りました。

 

彼女は以前、人権派の弁護士事務所に勤務していて、
そのときは、ボスが過激で喧嘩っ早く、
忖度せず正義を貫くがゆえに、
軋轢がたくさん生まれ、
その軋轢の緩衝材になることが多かったそうです。

 

でも、そうやって、人の間に入って関係を取り持つ自分は、
日和見でダメだなーと落ち込んでいたそうです。

 

誰にでもいい顔をしてしまう。

そんな自分のことが嫌。

 

そう思ってる人は、結構いるのではないでしょうか。

 

ひるがえってわたし。

 

わたしはまあ、どちらかと言うと、
完全にその友人のかつてのボスタイプで、
(そのボスもわたしと同じ、牡羊座だそうです 笑)
喧嘩っ早く、
正義感が強く、
言葉遣いもストレートで、
その場を丸く収めるために、
心にもないことを言ったりすることは、
全然できません。
(嘘をつこうとすると、
顔が文字通りひきつるので、
物理的にムリなんです・・・笑)

 

で、
「大人の態度を取れない自分は、ダメだなー」と、
落ち込むことは、よくあります。

 

つまり、
わたしも彼女も、
ないものねだりをしてるわけですね。

 

人間関係の緩衝材になれる彼女を、
わたしは心底うらやましいと思うのに、
彼女自身は、それを自分の弱点だと思っている。

 

でも、
人にはっきりものを言えないことにコンプレックスを抱く人は、
自分ではしょっちゅう持て余している、わたしの率直さを、
うらやましく思うかもしれません。

 

自分が弱点だと思っている部分が、
誰かには美点に見える。

 

まさに、
「隣の芝生は青い」ってやつです。

 

でもそれって、 もったいないですよね。

 

金子みすゞじゃあありませんが、
わたしたちは、
みんな違ってるから、
みんないいんです。

 

鬼滅の刃に出てくるキャラが、
全員炭治郎と同じ性格だったら、
そんな漫画、誰が読みます?(笑)

 

炭治郎と善逸と伊之助が、
全員まったく違うキャラだから面白いんだし、
煉獄さんと冨岡義勇が、
180度違う性格だから楽しいんです。

 

だから、 わたしも、 あなたも、
わたしの大切な友人も、
みんな、 そのままでいい。

 

というか、
そのままじゃなければ、ダメです。
↑ ここ強調

 

あなたがあなたで、
わたしがわたしで、
彼女が彼女であるからこそ、
世界はカラフルで、 素敵な場所になってるんですから。

 

それを忘れず、
どうぞ、あなたは、あなたのままでいてください。
そして、そんな自分を好きでいてくださいね。

 

わたしの、心からのお願いです。

 


世界で唯一の、あなただけの色を大切に。

 

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