「意を宣る」ことの大切さ〜ふたご座新月に寄せて


本日、6月10日の19時53分に、月はふたご座で新月を迎えます。

 

しかもこの日は金環日食と大安が重なるという、とんでもなくパワフルな日らしいです。

 

何かを祈るには、最強最適のタイミングですね。

 

「祈り」の語源は、いろいろ言われていますが、
わたしには、「意宣り=意を宣言する」という説が、一番しっくりきます。

 

なぜならそれは、この三次元世界で望みを叶えるには、
絶対に必要なことだからです。

 

まず、自分が意図を持ち、それを言葉にする。
そうしないことには、何も始まりません。

 

今、あなたの目の前にある家具だって、
誰かが、「こんな椅子やテーブルを作ろう」と意図した結果、
そこに存在してるわけですよね。

 

だから、何かを実現したかったら、まず意図する。
考えもしなかったことが、
自分の身に起こることは、まずありません。

 

じゃあ、病気や不慮の事故は??という反論が聞こえてきそうですが、
それらも、ほとんどの場合、
自分の意識のどこかのレベルでは、
ちゃんと分かっていたんだと思います。

 

むしろ、自分の本当の気持ち、本当に必要なことに気づくために、
身体がそういうサインを出してくれたり、
そういう出来事が起こるように仕向けてくれたりしているのだと、
わたしは考えています。
(身体は、無意識のすみかであり、あなたの神殿ですから)

 

だとしたらなおのこと、
良い意図を持ち、宣言する=祈ることって、大切ですよね。

 

わたしの大切な友人で、
カリフォルニアで、大繁盛の日本食レストランを経営している
とてもスピリチュアルな夫婦がいるのですが、
その、旦那さんの方から、興味深い話を聞いたことがあります。

 

友人一家はかつて、
北カリフォルニアの、
水道も電気も通っていない標高1000メートルの山の中でしばらく暮らしていました。
(わたしも何度か訪ねたことがありますが、本当に素敵なところでした)

 

その時、彼は、ある実験をしたそうです。

 

自分からは一切、仕事をしないで、
頼まれたことだけをやろう。
それでも、宇宙は自分と自分の家族を生かしてくれるかどうか、確かめてみようと。

 

彼は、寿司職人であり、大工さんであり、
車の修理でも家のメンテナンスでも、なんでもできる人です。

 

なので、いろんな人からいろんなことを頼まれる。
それに応えて謝礼をもらう・・・という方法で、生活してみたそうです。

 

・・・・その結果、なにが分かったか。

 

・・・・。

 

・・・・。

 

彼によると、

「宇宙は確かに、ぼくたちを飢え死にさせることは決してなかった。
でも、そのためにぎりぎり必要な分以上を与えてくれることもなかった

・・・んだそうです。

 

そこで彼は、望む状態を自分で意図することの大切さに気づき、
それを意図してみたら、
すぐに日本から友人が、
「お店をやろう」と、お金を持って訪ねてきたそうです。

 

友人と一緒に、
地元の町に下りて店舗を借り、
お寿司とお好み焼きのお店をオープンしたところ、
(そのオープンに至る過程でも、素敵な話がたくさんあるのですが、それはまたの機会に)
みるみるうちに大繁盛。

 

お店は、地元のビジネスオブザイヤーに選ばれるほどの、
今やその町では、知らない人がいないレストランになっています。

 

とても興味深い話ですよね。

 

自分の望みを、宇宙に宣言するのって、
本当に大切なことなんだと思います。

 

だからあなたも、
堂々と、自分の欲しいもの、なりたい状態を、
(現在形または過去形=すでに叶っているという形で)
宇宙に宣言してくださいね。

 

宇宙は、あなたからオーダーを受けて初めて、それを実現させるために動き出すんですから。

 

 

 

藤原ちえこのセラピーはこちら

 

メルマガ登録はこちらから

藤原ちえこ 無料メールマガジン

 

藤原ちえこの著作はこちらから