思うは招く!


皆様、
一雨ごとに秋の気配が増す今日このごろ、お元気でお過ごしでしょうか。

さて、最近、とってもとってもうれしいことがありました。

皆さんは、植松努さんという方をご存知でしょうか。
私は昨年、こちらのyoutubeを見て号泣し、すっかり彼の大ファンになりました。
ぜひぜひご覧になってみてください。

彼は北海道の赤平市で、
植松電機というリサイクルマグネットの会社を経営していらっしゃいますが、
そのかたわら、宇宙開発をしています。

 

その理由は、宇宙開発をしたいからではなく、
世の中から「どうせ無理という言葉をなくしたい」からだというのです。

 

そして、彼の夢は、この世から児童虐待をなくすことだそうです。

 

・・・町工場のおじさん(失礼!)がですよ。

 

児童虐待をなくすという、
セラピストである私と同じ目標を持っていらっしゃるんですよ。

 

そして、それらの目標のため、全国の学校を回って講演会を行ったり、
赤平にある自分の会社で、ロケット教室を開催したりされています。

 

私は最近、あまり誰かに強く会いたいと思うことはなくなっているんですが、
(以前は、ダライラマとかオプラ・ウィンフリーとか、エックハルト・トールとか、
死ぬまでに会ってみたい人が結構いたんですが 笑)
植松さんを知ってから、彼にだけは、いつか絶対にお目にかかりたいものだと、強く思っていました。

 

彼の人柄やメッセージはもちろんなのですが、
私は彼の顔が大好きなんです。

 

最近私は「良い顔」の研究にはまっていまして(笑)、
造作とはまったく関係のない「良い顔」というものが、
この世には確かに存在するとすごく感じているのですが、
(本当に、顔って、その人の内面がそのまま反映されますよね)
彼は、私の感じる「良い顔」のイメージに
これ以上ないくらいぴったりはまるお顔をされているんですよね。

 

彼はつなぎ姿がトレードマークですが、
法衣を着たらそのまますぐ聖職者として通用しそうな感じです(笑)。
それくらい、神々しい顔に私には見えます。

 

・・・と、余談はさておいて、
そんな訳で、この数ヶ月間、
彼の会社で開催されたロケット教室や、
札幌での講演会に何とか足を運ぼうとしたのですが、
いずれも、仕事と重なっていたり、すでに定員に達していたりして、
なかなか実際にお会いできる機会がありませんでした。
(もちろん、超多忙な方なので、そんなに簡単に会う機会がある訳もないんですが)

 

・・・それが、それがですよ。

 

何と先日、
彼の会社をごく少人数で訪問するという、
とんでもない幸運に恵まれました。

 

私の夫が、ある雑誌のための彼のインタビュー写真を撮影することになり、
許可を得て私と娘も同行させてもらったのです。

 

赤平は、札幌から車で1時間30分ほど。
植松電機には世界で3つしかない無重力の実験塔があり、遠くからでも見えます。

 

実は、私の子ども時代の夢は宇宙飛行士になることだったんです。
高校2年までわりと真剣に夢見ていましたが、
理系の成績が悪く、お決まりの「どうせ無理」であきらめちゃったんですけど。
元天文少女としては、これを見るだけでドキドキものでした(笑)。

 

憧れのロケット!

廊下の壁には、植松さんの講演を聞いた小学校〜高校までの生徒たちからのメッセージがびっしり貼られています。

 

 

そして、ついにお目通りが叶った植松さんは、予想通りの本当に素敵な方でした。
無重力実験装置の説明をしてくださっているところ。

 

今回、とてつもなくラッキーだったのは、1歳7ヶ月の娘が一緒だったことです。
もう、どれだけ植松さんに良くしていただいたか。

植松さん手作りの紙の動物たちと遊んでもらったり、

 

消音の筒の中をくぐらせてもらったり、

 

極めつけは、ロケットの発射ボタンを一緒に押させてもらったことです。
これには母の方が大興奮。
ロケットの打ち上げ、すごかった〜。

 

すごいスピードで打ち上がって行って、まったく子供騙しじゃないんです。

社員の方の話では、最初はロケットづくりを面倒くさがっていた子どもたちも、
実際に飛ばしてみせると目の色が変わるんだとか。

お手製の紙ヒコーキも飛ばしてくださいました。

娘はロケットよりもこちらが気に入ったようで、
ヒコーキが着地するたびに、「また飛ばせ」と要求。
優しい植松さんは、私が止めに入るまで娘の要求に何度も応えてくださり、
最後にはその紙ヒコーキをプレゼントしてくださいました。

 

もちろん、我が家の家宝にします!
子どもはほんと、得ですね(笑)。

そして、抱っこも何度も。

まさに、彼のメッセージ「思うは招く」の通り、
最高の形で私の思いが実現した、
本当に本当に幸せな時間でした。

 

「彼に会うなんて、どうせ無理」と、
自分に制限をかけなくて本当に良かったです。

 

植松さん、本当にありがとうございました。

 

(そして、彼に会うきっかけを作ってくれた私の夫よ、ありがとう!!)