変わるということ


皆様、

お元気ですか。

札幌は連日、真夏のような暑さが続いています。
あんまり暑いので、飲めない私が、おとといの夜は友人を誘って街までビールを飲みに出かけてしまいました(笑)。
暑い夏の夜に、ビールほどぴったりくる飲み物はありませんよね。
小樽ビールがとても美味しかったです。
飲み放題の元は全然取れませんでしたが(笑)。

さて、私が日々お会いするクライアントの皆様は、
多かれ少なかれ、今の自分の状態で困ることがあって、それを変えたくていらっしゃる訳ですが、
「変わる」ってどういうことなのかなと、最近よく思います。

本当の意味で「変わる」というのは、
自分の嫌な部分を良くすることではなくて、
ちょっと弱い自分も、怖がってる自分も、ダメな自分も、さみしい自分も、
全部そのまま、そっくり受け入れて、「それでいいよ」と思えるようになることなのではないかと。

自分自身やクライアントさんの身体と日々対話をしていると、
身体の持つ、とてつもない叡智に驚かされることばかりです。
たとえ今鬱でも、対人恐怖でも、パニック障害でも、リストカットをしていても、
それは全部、必要があって起っていることです。
だからそれを無理矢理取り去らなくても、
その必要がなくなれば、自然に症状も消えていく。

そして、「症状の必要をなくす」ためのキーワードはやはり、そうした症状を持つ自分の身体に「それでもいいよ」と言ってあげることです。
そして、その症状にただ寄り添う。
あとはすべて、身体がやってくれます。

それを自分の心身で実感できると、
ホントに「変わろう。変わりたい」という気持ちがなくなっていくから不思議です。

ということで、今日も私は、
ダメダメな自分に「それでいいよ〜」と言っているのです(笑)。

先日、実家へ寄ったついでに、伊勢神宮へ行ってきました。
あそこの空気に触れると、ホント写真なんてどうでもよくなってしまうので、
これは、唯一の1枚、外宮で撮った写真です。
神社映ってませんね(笑)。