GWは遠くなりにけり・・・


いつもいつも同じようなことばかり書いてる気がしますが、
気づいたら、もうゴールデンウィークから10日近く経ってしまいました(笑)。
今さらですが、皆様は、連休をいかがお過ごしでしたでしょうか。
私は、予定していた川手鷹彦さんの講座が中止になったため、急きょ思い立って、伊達の「ひびきの村」へ行ってきました。

ほとんど写真を撮りませんでしたが、これはひびきの村のメインホール前から見た昭和深山。こんな景色が毎日見られるなんて、素敵ですね。

ひびきの村はご存じ、ルドルフ・シュタイナーの思想を実践している共同体です。
今回は、私の英国時代の恩師、アンドリュー・ウォルパート氏が、4日間の「パーシヴァル」講座をやるというので、参加しました。
「パーシヴァル」は、ちょうど源氏物語と同じ頃ドイツで書かれ、世界各地のシュタイナー学校が高校生の授業で必ず取り上げる物語です。
騎士パーシヴァルと、アーサー王と、聖杯にまつわる壮大な物語で、ずーっと興味はあったのですが、
何せ英訳が超難しく、読むのを挫折していました(笑)。
今回、初めてその全容をつかむことができてよかったです。私はアーサー王伝説も聖杯伝説もよく知らなかったので、長年の疑問が解けてすっきりしました。
現代の我々にとっても非常に示唆に富む物語に、美しい自然の中で、時々水彩画を描いたりしながら、しかも素晴らしくおいしい三度の食事付きで取り組むのは、とてもぜいたくな時間でした。

講座が終わってから、久しぶりに会った伊達の友人と街で食事した後、彼女が「だて歴史の杜」の公園の桜を見に連れていってくれました。

ちょうど満開。私は北海道の自然が大好きですが、桜だけはソメイヨシノが一番好きです。幼児期の刷り込みでしょうか(笑)。

公園の中の「伊達迎賓館」では、鎧兜の展示が行われていました。年に一度、虫干しを兼ねて展示するそうです。

やっぱり伊達って、普通の北海道とは少し違って「和」を感じる場所です。

・・・という訳で、連休中すっかり遊んでしまって、GWボケしていた私ですが、
ようやく先週末からエンジンがかかりつつあります。

現在、巷では季節外れの風邪が流行っているようです。皆様もどうぞお気をつけて。