れいわ新選組候補、安冨あゆみ先生の選挙戦に密着してきました! その4

前回の続きです。

れいわ新選組候補、安冨あゆみ先生の選挙戦に密着してきました! その3

この日の選挙戦、まだまだ終わりません。

いったんホテルに引き揚げ、ラーメン屋さんで夜ご飯を食べてから、午後8時すぎから買物公園で路上生音ライブを行いました。

動画を見直してみて、あの、むちゃくちゃゆるくて楽しかった時間がよみがえりました。

ライブの冒頭、パーカッショニストの片岡祐介さんが場を5分ほどつないでいますが、それは候補者本人が携帯バッテリーを買いにコンビニまで行っていたからです(笑)。

・・・こんな候補者、きっと自民党にはいないと思う。
(こういうところも植松努さんとかぶります。植松さんはロケット教室の時、地面がぬかるんでるのをみて自分で走ってローラーを取りに行っていました。社長なのに)

ちなみに先生は、ちゃんと牛乳が1リットルいくらでスーパーで売られているかも知ってました。
ちゃんと生活してる人にこそ国会議員になって欲しいよね。
新聞各社は、候補者アンケートに、「牛乳はいくらで売ってるか?」を入れたほうがいいと思います。

 

片岡さんが集まった人たちにヤクルトの空き容器と割り箸を配り、みんなでチャカポコやってるところに先生が戻ってきました。

片岡さん(ドラムを叩きながら)「メロリンQのところから立候補してる安冨あゆみです」
事務局の三嶋さん「(8時過ぎてるから)そういうこと言っちゃダメなんです」
片岡さん「あ、言っちゃダメなんですね」
三嶋さん「普通のライブだったらいいんです」
片岡さん「じゃあ、安冨あゆみという名前を何かの参考にしてください」(笑)
安冨先生「別に安冨あゆみのライブはいいわけね?」
三嶋さん「ええ。でも名前の連呼はダメです」
安冨先生と片岡さん「別に昼間から連呼してないわ」(笑)

・・・という感じで、ゆるーくゆるーく始まったライブ。

安冨先生の口琴と片岡さんのドラムのセッション、最高でした。
片岡さんは本当の天才です。
言葉でも音楽でも、あれほどアドリブが冴えてる人はなかなかいないと思います。
ご一緒した1日半で、何度笑わせていただいたことか。

 

・・という感じでとても楽しく始まった音楽セッション、途中から徐々にトークセッションに移行しました。
(動画23分頃から)

安冨先生がバッテリーを買いに行っている間、山本太郎氏のポスターを見て絡んできた酔っ払ったサラリーマンのおじさんがいたのですが、
彼が「山本太郎けしからん!」と言った理由が、太郎さんの天皇への手紙直訴事件でした。

片岡さんがその事件について安冨先生に尋ねるところからトークセッションは始まり、
最後は先生のLGBTについての見解の話で終わりました。
(そして今気づきましたが、最後の9分間はパケット切れで完全に音声も画像も止まっていました。すみません!)

セッション終了後も支持者からの質問に丁寧に答えていた先生。

 

わたしも実は聞きたいことがあったので、このとき、思い切って質問してみました。
(むちゃくちゃ緊張しました・・・。大ファンなので、先生の前では結局最後までずっとぎこちなかったわたしでした^^;)

 

先生を一躍有名にしたのは、東日本大震災の後に出版された「原発危機と「東大話法」―傍観者の論理・欺瞞の言語―」という本です。

東大話法とは、安冨先生が作った言葉です。

安冨は、福島第一原子力発電所事故をめぐって、数多くの東大卒業生や関係者が登場し、その大半が同じパターンの欺瞞的な言葉遣いをしていると考えた。彼は原発がこの話法によって出現し、この話法によって暴走し、この話法によって爆発したと考察し、まず「言葉を正す」ことが必要だと考えた。

安冨の示した東大話法の概念は、「常に自らを傍観者の立場に置き、自分の論理の欠点は巧みにごまかしつつ、論争相手の弱点を徹底的に攻撃することで、明らかに間違った主張や学説をあたかも正しいものであるかのようにして、その主張を通す論争の技法であり、それを支える思考方法」というものである。

「東大話法」は相手を言いくるめ、自分に従わせるための、言葉を使った暴力と説明される。この話法は東京大学の教授や卒業生だけが使う技術というわけではないが、使いこなせる能力を有する人物は東大に多く集まっているともいう。学者官僚財界人、言論人に、この話法の使い手や東大話法的思考をもつ人が多いと安冨はいう。権力の集まる場所にいる人の多くが東大話法を操っており、その技術が高い人が組織の中心的役割を担う、これは国民にとって大変な不幸である、と安冨は述べている 。
(すみません、自分の言葉で説明する時間がないので、ウィキペディアの東大話法の解説をコピペしました)

 

安冨先生は自分自身も超エリートコースを歩んでいて、その東大話法の温床であるまさに東大で長年仕事をしているにも関わらず、
なぜ東大話法や立場主義に洗脳されずにここまで来られたのか?

これが、わたしが聞きたかったことでした。

それに対する先生の答え。

「それはわたしにもよく分からない。

でもわたしは、筋が通らないことを見ると吐き気がするんですよ」

 

なるほど。
やっぱり。
ものすごく、納得しました。
これ以上納得する答えはないと思いました。

 

わたしは身体心理セラピストです。

人間の頭は往々にして嘘をつくけれど、身体は絶対に嘘をつかないことを、よく知っている。

例えば、子どもが、頭では学校に行きたい、行かなきゃと思っていても、
朝になるとお腹が痛くなるのは、その子の本当の気持ちは学校になんか全然行きたくないということです。
(よろしければ、こちらの記事をお読みください)

東大を出て官僚になるような超エリートコースの人たちは、先生が言うように、
「(親の)期待を背負い、孤独を乗り越えて、緊張しても、(入学試験で)お腹なんかちっとも痛くならないような、鉄の情を持った人」たちが多いのだと思います。

これはどう言うことかと言うと、頭と身体を切り離すことを覚えた人たちです。

何であんなに優れたエリートたちがあんなことをするのだろうという風に皆さんは思っておられるかもしれませんが、それは間違っている。
何でエリートなのにではなくて、あれは、エリート中のエリートだからするっていうことなんですね」と言う先生の言葉は、まさにその通りです。

何をやっても、何を見聞きしても、何も感じない。
その状態でいなければ、過酷な受験戦争や出世競争を勝ち抜くことはできないわけです。

そして、何も感じないから、平気でいろんなことができる。

 

安冨先生は、何らかの理由で、身体感覚を失わずにすんだ人だったんだ。
だから、あれほど頭が良いにも関わらず、東大脳に侵されず、ものごとの本質を見失わずにここまで来れたんだ。

(余談ですが、山本太郎氏があれほど素晴らしいのは、彼が高等教育を受けていないからだと思います。
植松努さんも、多分同じ意見をお持ちのことでしょう)

 

やっぱり、身体感覚は本当に本当に大事だなと、身体心理の専門家のわたしは改めて思ったことでした。

 

 

・・・続く。

 

(東川町にて)

 

 

 

 

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