ジャスムヒーンさんのダークルームリトリートその1「すべての期待を手放しなさい」

ちょうど1年前、あるリトリートに参加するため、タイのチェンマイに行ってきました。

その時の体験は、随分前にメルマガに書いたのですが、
ブログで紹介するタイミングを逃したまま今日に至っていました。

あれからちょうど1年経ち、同じリトリートに2年連続で参加した友人がその模様をフェイスブックにアップしているのを見て、
改めて当時書いたものを読み直していたら、こちらでもアップする気になりました。
本当に、あれからたった1年しか経っていないとは思えないほどいろいろなことがありましたが、
そのあと起きた様々な出来事も、このリトリートへの参加がなければ起こらなかったということが、今では分かります。
あのリトリートは間違いなく、わたしの原点の一つになりました。

ということで、当時の体験記を6回シリーズでお届けします。
お楽しみいただけると幸いです。

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(以下は2018・4・11記)

リトリートを率いていたのは、ジャスムヒーンさんというオーストラリア人の女性でした。
以前ブログにも少し書いたことがありますが、
http://premamft.com/blog/1700
ジャスムヒーンさんは、過去25年間、食物を一切摂取せずにプラーナのみで生きている方です。
(ご存知の方も多いと思いますが、不食で有名な秋山佳胤弁護士がブレサリアンになるきっかけを作ったのが彼女です)

私は食べることが大好きなのですが(笑)、
10年ほど前に大きな病気をしてから、二泊三日の座禅断食に何十回も参加しており、食べない心地良さも知っています。
もちろん不食にも興味があり、昨年東京で行われたジャスムヒーンさんのワークショップに参加して彼女の話とプレゼンスに深く感銘を受け、今回のタイ行きを決めました。

リトリートは、まる9日間、全くの暗闇の中で、何も食べずに過ごすというものでした。
ジャスムヒーンさんは常に、「私は断食などしていません。常にプラーナを飽食しています。違う形で食べているだけなのです」と言っていますが、
何せ基本的には食べるのが大好きな私(しつこい・・笑)。
私がこれまでに食物を摂取しなかった最長期間は5日間です。
その倍近くの期間を、食べ物なしで、しかも真っ暗闇の中でほぼ沈黙を守って過ごすという時間が一体どんな体験になるのか、
行く前は本当に、全く想像がつきませんでした(笑)。

参加を申し込んでから、ジャスムヒーンさんからは事前に見ておいた方がいいYoutubeの彼女の動画、彼女の本のPDFファイル、彼女が書いた記事、準備しておいたことがいいことのリストなど、たくさんの情報がメールされてきていましたが、
なぜかそれらにあまり目を通す気になれず、
おまけに、ここ数年一日一食で過ごしてきたのに、
リトリートの数ヶ月前から、徐々に食べる量も増えてしまった私。
しかも、チョコレートや甘いもの、ポテトチップスなど、結構ジャンクな食品に対する欲求が膨らんでいました。
さすがにまずいと、年明けからはチョコを含むカフェインの摂取はやめることにしましたが、
無意識のどこかが9日間の不食に抵抗しているのは明らかでした^^;。
それを意識でコントロールしても仕方ないことは分かっていたので、一度腸内洗浄を行った以外は特別なことはせず、食べたいものを食べたいだけ食べて(笑)タイ行きの日を迎えました。

リトリートは、チネイザンを現代に復活させたタオイスト、マンタク・チア老師が設立したタオガーデンという素晴らしいリトリート会場で行われました。
https://www.tao-garden.com
広大な敷地の中にある、2階建てのダークルーム専用の建物は、どの窓もぴったりと分厚い板でふさがれ、
入り口には、何重にも暗幕がかかり、光が一切入らないようになっています。

入り口を抜けると広いホールがあり、そのホールを取り巻くように個室が並び、
二階も、吹き抜けのホールを囲むように廊下が作られ、1階と同じように個室が並んでいるという造りでした。
私の部屋は2階の二人部屋で、ベッドルームにトイレと洗面台、シャワーがあるバスルームがついていました。

リトリートの始まりは午後7時からで、すべての灯りが消えるのは午後11時だったので、
午前中にチェックインした後、まずは自分の部屋の場所や室内の間取り、クローゼットやバスルームの位置関係を覚えておくように言われました。
衣類をクローゼットの引き出しに移しながら、「1段目は下着、2段目はシャツ・・・」と心の中で唱えていたことを思い出します(笑)。

荷ほどきを終えてから、プールサイドのデッキチェアに寝転がりながら、チェックインの時に渡されたジャスムヒーンさんからの注意事項を改めて読みました。
日々のスケジュールなどが細かく書かれた最後のページの一番下には、こう書かれていました。
「このリトリートに関してのすべての期待を手放し、毎瞬をただ十分に楽しむという意図だけを持って参加してください」

リトリートの参加者は、年齢も国籍も様々な41人でした。
中にはすでにプラーナ食に移行している人も何人もいましたが、
このリトリートをきっかけにブレサリアンになることを希望している人たちはもちろん、各々がそれぞれの意図を持ってここに集まっていたはずです。

もちろん、何も期待せずに一瞬一瞬を味わい尽くすのが最善に決まっていますが、
私も実は、密かに実現を希望していたことがありました。

・・「プラーナで生きられるようになること」じゃないです(食べるの大好きなのでね・・・←しつこい 笑)。

それは、
「自分のサイキック能力に意図的になること」でした(^_^;)。

私は昔からスピリチュアルおたくで、ベイエリア在住時も帰国してからもさまざまサイキックやヒーラーにセッションを受けてきましたが、
セッションを受けるたびにほとんどのサイキックから、
「あなたは第三の目がすごく開いている」、
「自分でも見えますよ」と言われていました。
自分でセラピーをしていたり、誰かと話している時も、敏感なクライアントさんや友人からは、
「藤原さん、絶対見えていますよね」と言われることがありますが、
残念ながら、自分では一切、そういう自覚がありません(苦笑)。
特に見えない存在に出会ったり、自分の過去生が見えたりしたこともない。

でも、年を重ねるにつれ、そういう無自覚なサイキックでいることが徐々に嫌になってきていました。
もし本当に、そういうチャンネルが開いてるのであれば、ちゃんとそれに意識的になりたい。
その方がきっと、自分自身のためにも、自分のクライアントさんのためにもなるに違いない。
そう思っていました。

ジャスムヒーンさんによると、暗闇の中にいると松果体からジメチルトリプタミン(DMT)という、サイキック能力を促進する脳内物質が分泌されやすくなるそうです。
ダークルームでは、瞑想中に自分の家を訪ねたりもすると聞いていました。
瞑想している時に日本にいる家族の姿が見えて、
帰国してから、
「何月何日の何時頃、こんな服を着てこんなことをやってたでしょう」
「え、どうして分かったの?」なんて会話を彼らとできたらすごく楽しいのになーと妄想したりしていました(笑)。

さらにダークルームには聖母マリアや観音、聖ジャーメインを始めとする様々なアセンデッドマスターが訪ねてきて、我々のプロセスをサポートしてくれるという話も彼女はしていたので、
そういうマスター達をじかに見たりメッセージを受け取ったりすることもできるかもしれないと、内心ワクワクしていました。

こんなわけで、私のサイキック能力もこの9日間でとうとう開花するかもしれない!と、淡い期待を抱いてダークルームに臨んだ私でした。

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結論から先に言ってしまいますが、

ダークルームにいた9日間のあいだも、そこを出た後も、期待していたような透視能力、予知能力が私に身につくことは、残念ながらありませんでした(笑)。

しかも、ダークルームを出て初めて太陽の下に出て数十分後、光の刺激が強すぎたのか、私は強烈な吐き気に見舞われ、
(胃は空っぽで何も吐くものがないにもかかわらず)
翌日にかけて、死ぬほど苦しい思いをしました。

ということで、リトリート終了直後は、「もう二度と参加なんてするものか」と固く心に誓っていた私でしたが、
帰国して2週間経つ今、しみじみ感じるのは、
あの体験は、間違いなく、私の人生最良の、非常に深遠な体験だったということです。

今の私に必要な情報は全て与えられ、
自分が今生では到達することは到底無理だと思っていた、自分の奥深い場所がシフトするという体験を、確かにいただきました。
本当に本当に、参加して良かったです。
すでに「次はいつ行こうかな・・・」と考えている自分がいます(笑)。

何がそれほど、私の深淵に触れる体験だったのか。
次回からは、そのことについて、少しずつ書いてみたいと思います。
(みなさんが期待するようなドラマチックな話では全然ないので、そこはあらかじめお断りしておきますね 笑)

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