コ2の連載、終了しました

ウェブマガジン「コ2」のわたしの連載「本気でトラウマを解消したいあなたへ〜ココロの傷は、カラダで治す」が、開始からちょうど1年後にあたる今月、無事最終回を迎えました。

連載 本気でトラウマを解消したいあなたへ 第十五回(最終回) 良いセラピストとはーセラピストとの付き合い方

4本のストックを用意して隔週で始まった連載でしたが、いつしか在庫は底を尽き(笑)、更新が3週間に一度になり、ついには2ヶ月も間が空いてしまったりと、書き続けることの難しさを痛感しました。もともと、スタートアップは大得意だけど継続が大の苦手な典型的な牡羊座であるうえに、ここ3ヶ月はプライベートがかなり波乱万丈だったこともあり(笑)、最後の2本は自分でもよく書き上げたなと思います。

最終回は、わたしがセラピストとしてもっとも大切にしていることについて書きました。わたしの若い時からの命題の一つに、「ある人物の人間性と、その人が生み出すものは切り離して考えるべきか否か」というのがあります。素晴らしく人の心を打つパフォーマンスをする音楽家や舞台人と個人的に知り合ったら、人間としてはどうも尊敬できなかった・・・というケースが続いたことがあり、そんなことを考え始めました(昔からそういう類の、人間の本質みたいなことを考えるのが好きな奴でした 笑)。現時点でわたしがその命題に対して出した結論は、芸術家のことは分かりませんが、癒し手や霊的な指導者に関して言えば、もちろん人間性とその人が生み出す仕事は切っても切り離せないということです。だから私たちは一生、自分を癒しつづける必要があるんですよね。そしてそれはクライアントのためだけに行うのではなく、何よりも自分のためなので、本当にお得な仕事だと思います。この仕事を選んでよかった(というよりも、仕事に選ばれたということなんでしょうが)。

1年前、連載を開始するにあたって、わたしが目指していたことは二つあります。
一つは、複雑なトラウマの世界を世界一分かりやすく伝えること。
そしてもう一つは、理論や技法などをベースにするのではなく、完全にわたしのセラピストとしての経験だけに基づいて書くこと(本当は、何一つ参考文献も使いたくないくらいでした)。

トラウマは、複雑に説明しようと思えばいくらでもできる世界です。そして、トラウマ解消をうたうメソッドも世の中にたくさんある。でもわたしが望んでいたのは、今現在トラウマ症状に悩んでいるまさに当事者の方が、読んですぐに役立ち、読むだけで少しでも癒されるような情報を提供することでした。そのためには、なになに理論やなになに技法をベースにせず、わたしが自分の日々の臨床の中で体験したこと、そしてわたし自身が自分の癒しに役立ったこと、つまりわたしの一人称の体験をみなさんにお伝えしたかったのです。
もちろん、話を分かりやすくするために、結果として自分の体験ではない外国のケースなどもいくつかご紹介することにはなったわけですが、それでも、当初の意図からほぼ離れることなく連載を終えることができてほっとしています。

無事ゴールまでたどり着くことができたのも、わたしをいつも全面的に肯定してくれ、応援してくれ、プライベートでの愚痴もすべて受け止め、決してわたしを急がせず、絶妙な綱加減でわたしをリードしてくれた編集者阿久津若菜さんのおかげです。彼女はわたしの原稿をいつもほぼそのまま活字にしてくれ、ダメ出しや直しを要求されたことはほとんどありませんでした。単なる執筆者ー編集者の関係を超えて、執筆を始めた昨年10月からの14ヶ月間、ずっと一緒に旅をしてくれたような感覚でいます。わかなさん本当にありがとう。

そしてもちろん、たくさんの反響を寄せてくださった読者のみなさんがいたからこその連載でした。読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。

少し休んで、年明けから書籍化の作業に入りたいと思います。わたしの性格上、連載をそのまま活字にするだけでは全然物足りないので(笑)、大幅加筆できればと思っています。どうぞお楽しみに。
それまではぜひ、こちらのバックナンバーをお読みくださいませ。

 

これは毎年のように書いている気もしますが(笑)、
わたしは冬至付近の、1年で一番暗いこの季節が大好きです。

外側が暗いぶん、もっとも自分の内側の光に近づけると思うからです。

今年は特に、自分の内側にある光を強く感じさせてくれる出来事がクリスマスにあり、とても印象深い年末になりました。

皆様の来たる1年が、光あふれる年になりますように。

 

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