青天の霹靂〜娘を我が家に迎えるまで その4


前回の記事の続きです。

子どもが欲しいかどうか、どうしても決められなかった私。〜娘を我が家に迎えるまで その3

6年間の米国留学を終えて帰国した私でしたが、帰国直後は、数ヶ月に一度の割合で米国に戻っていました。

 

当時私は3年間のトラウマセラピーのトレーニングを受けている最中で、そのトレーニングが完了するまでは定期的に渡米する必要があったからです。

ま、研修は口実みたいなもので、米国暮らしに慣れきっていた私は、逆カルチャーショックを避ける為にも、当時はちょくちょく戻らないと精神的に持たない感じでした。
なんせ帰国の際もアメリカの銀行口座はそのままにしておいたし、車も売らずに友人に預けておこうと思ったほどでしたからね(笑)。

 

ということで、帰国してわずか2ヶ月後、私は再びアメリカにおりました。

サンフランシスコでずっとお世話になっていた友人家族の家に泊まり、
セラピーの研修を受け、
よく行っていたレストランで食べ歩き、
大好きなオーシャンビーチやUCバークレーの裏山を散歩し、
自然食品店でお気に入りのお茶を買いまくり、
いろんな友達に会い・・・、
と2ヶ月ぶりのアメリカを満喫していましたが、ひとつだけ、気になることがありました。

 

・・・生理が来ない。

 

私はもともと、時計のように周期が正確で、きっちり28日ごとに生理がある人間だったのですが、
予定日を2日過ぎても、3日過ぎても来ない。

 

あれー、おかしいな。
やっぱり、時差ボケとかあるんだろうか。
疲れてんのかな。

 

そう不思議に思いながら日々過ごすうちに、帰国の前日になりました。

この日は仲良しの友人とちょっと遠出をして、ソノマにある酵素スパに行くことにしていました。
酵素風呂を堪能し、マッサージなどもしてもらい、良い気分で、近くのレストランに入って食事をしていました。

 

・・・あれ?気持ち悪い。

 

「ちょっとごめんね」と言って席を発ち、洗面所に行きました。

ううう・・・酵素風呂で当たっちゃったかな。

トイレでしばらく休むうちに吐き気が収まったので、席に戻ったところ、
友人に、「ひょっとして、おめでたなんじゃない?」と言われたのです。

 

間髪入れず、私の口から出た答えは、
「いやーそれはないわ。
だってやってないもん」(爆)。
・・・ホントに心当たりがなかったんですよ・・・^^;。

 

友人も、「そっかー、じゃあ違うね〜。アハハ〜」。

それでその会話は終わり、翌日私は、普通に飛行機に乗って帰国しました。

 

確かその時点で、すでに生理予定日から10日ほどが経過しており、
さすがに不安になった私は、空港で妊娠検査薬を買い、自宅に戻ってすぐにそれを使ってみました。

 

すると・・・・・。

 

みるみるうちに、くっきりとしたブルーのラインが。

 

まぎれもなく、陽性でした。

 

・・・続く。

 

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