思い通りの人生を生きるー「引き寄せの法則」考①


皆様、

お元気ですか。

私は、案の定、めったにない激務の疲れが出たのか、
先週の日曜日から、風邪をひいています。
風邪は浄化なので、いつものように逆らわず、医者にも行かず、薬も飲まず、
経過するのを待っているところです。
現在、回復8合目といったところですかね。

さて、本日は、最近巷で流行っている、「引き寄せの法則」についてのお話をしたいと思います。
とはいっても、私の話はいつも一筋縄ではいきませんので、
皆さんが期待されるような話にはならないと思いますが(笑)、よかったらどうぞおつきあいください。

世の中にはたくさん、「こうすれば思い通りの人生を生きられる」といった類の本が出ていますし、
ブログなどにも同様の話が数多く書かれているので、皆さんの中にもそれを実践されている方もいるかもしれませんね。

実は、「思い通りの人生を生きる」ことは、ものすごく簡単です。

私もいっとき、この引き寄せの法則の類にはまっていたことがありまして、
新月の日に、願い事を紙に書き出すといったことをやっていました。

でも、やめました(笑)。
何故でしょうか?

それは、紙に書き出したことは、全部かなってしまうことに気づいたからです(爆)。

たとえば、8年前、私がアメリカから帰国したときに、日本でこんな風に仕事をしたいなというビジョンがありました。
数年前、その紙を偶然見つけて読み直して、あまりにもその通りになっていたのでびっくりしました。
何一つ、そこに書かれていたことで実現しなかったことはなく、
しかもその実現にかかった時間は、おそらくたったの3年ほどだったと思います。
その後も、私が「こうしたいな」「あれが欲しいな」と思うことは、その内容によって時間のかかり方に差はあれど、大抵の場合その通りになっています。

本当に、ありがたいです。

そして、思いを叶える法則は、ものすごーくシンプルです。

私の経験から言うと、思いを叶えるのに必要なものはたったのふたつです。
それは、「感謝」と、「根拠のない自信」です。
感謝に関しては、すでにいろいろな人が山ほど言っているので、私から付け加えることはありませんが、
自信に関しては「根拠がない」というところがミソですので、皆さん、お間違えのないように(笑)。
「私はこんなに努力した」とか「あれとあれとあれを計算したので、きっとうまくいくはずだ」というのは、「根拠のある自信」です。
そうではなくて、「何の根拠もないけれど、きっとうまくいく」という気持ちが根底にあり、そして、自分の現状に感謝できれば、そのものごとは絶対に上手く行きます。

よろしければ、どうぞお試しください。

……実は、ここまでは前置きで、ここからが本当に私の言いたいことなのですが、
思いがだいたい叶うという生活をしてきて、気づいたことがあります。

それは、
「思い通りの人生を生きるということは、実はそれ自体大して面白いものではない」ということです。

だって、それは結果がすでに分かっている映画を観たり、
ガイドブックに書かれている場所だけを観光するようなものですよね。
安心感はありますが、意外などんでん返しもないし、ふと入ってみた路地ですごく美味しいレストランを発見!といったワクワク感もありません。

人生の醍醐味は、「何が起こるか分からない」ところにあると思います。
そしてそれは「思い通りにならない」という経験をしないと、決して味わえないことです。

…長くなりましたので、続きはまた後で。

最後に、最近の私の引き寄せをご紹介しますね。

一昨日、我が家にピアノがやってきました。ずっと欲しかったのですが、我が家にとっては一番良いタイミングで、ひょんなことから行き先の決まらなかったピアノを引き取らせていただくことになりました。
おそらく40年以上前に製造されたであろう、ヤマハの古いアップライトピアノです。
英国に住んでいたころ、古ーいピアノを毎日弾いて、その良さを肌身で感じていたので、古いピアノが家にあるのは本当にうれしいです。
これから毎日、バッハやベートーベンと仲良くできそうです。
はい、ものを引き寄せるのは本当に簡単で、初心者にもできますので、上の原則を使って皆さんどうぞ試してみてくださいね(笑)。